12月に入りいよいよ今年もあと1ヶ月をきりましたな。
俗に言われる『歳と共に年々一年が早く感じる』説はきっと正しいのでしょう。
去年の12月も、そして一昨年も、5年前の12月も
つい最近の事のように
何を感じつつ、何を目指し、何をしていたかが手に取るように分かります。
今と同じこの場所で、同じ彫金机に向い
同じ感情を抱き、同じ方向を目指し、同じ仕上げの作業をしていました。
けれど、きっとこのままでいいのでしょう。
停滞が『死』を意味するこの世界で、同じ心持ちで作業を出来ているなら。
今更後戻りも出来ないですし、する気もさらさら無いですから。
きっとこのままが楽しいいのでしょう。
毎年この12月になると
「あぁ~今年ももう終わるなぁ。。」
今年も満足出来た一年だっただろうか?と
いつも自問自答する自分がいます。
今年が終わる事への寂しさと
来年が楽しみだと言う感情が交差します。
持病の季節病なのでしょう。