製作その6ー新作原型製作編ー(連載No.9)

【WAX原型製作-その4-】

徐々に形になってきました。

ここからは実際の子供のバランスを見ながら
低くするべき所はとことん彫り下げていきます。
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そして
裏側も曲線の物語が矛盾無く表現出来るよう
彫り込んでいきます。
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そもそも論、
見た目だけの表面的なモノより、
造形に拘ったモノに惹かれる小生。

その造形に至った道筋が自分の考える
『品位』に同調したならば尚最高です。

自然界に存在する有機的な形や
水の流れ/炎のゆらぎ等には一切の無駄が無く
一般的な『1/fゆらぎ』効果を
もし視覚を通し表現するならば
流れ自体に裏も表も無く矛盾もうまれません。

そんな矛盾の無い『カタチ』をした子供達を
自分の手から生みだせれたら最高です!

これもまた、
表現をするには甘く簡単な事では無く
意識をしてはいるのですが
まだまだ遠い理想郷の話なんですけどね^^;

話を戻します。

裏表の荒彫りがある程度出来ましたが
正直、ここまではガイドライン通り
軽快に進めれます。

がぁ!!

これからが
鼻歌を口ずさむ余裕のない領域。

本当の本番です。

【WAX原型製作-その5-】へつづく。