【原型鋳造をしsilverへ】
鋳造-ちゅうぞう-とは、
材料(銀)を融点よりも高い温度で熱して
液体にしたあと型に流し込み、
冷やして目的の形状に固める加工方法である。
宝飾では石膏型を使うことが主で
石膏型では原形を高温で溶ける材料で制作し
原形を石膏で塗り固めた後、高温で熱し
原形を除去してそこに材料(銀)を流し込み
形を形成する。
by Wikipediaより^^;
いやぁ〜・・・
自分の言葉で説明をしようとしたのだが
行程がとても複雑なうえ
手法も一辺倒では無い為に断念。。
Wikiさんがとても簡略的に描いていたので
記載しましたが、本当に色々ありますので
気になる方は『シルバー鋳造のやり方』等で
検索してみて下さい。
遠心と吸引加圧が出てくるかと思います。
GIGORは全て吸引加圧式で鋳造を行います。
本題です。
上記の方法で鋳造を行うのですが
理論上、仕方が無く起きる事案があります。
『収縮』
鋳造行程上、銀が膨張した状態で流し込まれ
冷えて収縮してから石膏から取り出すので
理論上、引けが生じ収縮したモノになります。
大きいモノになれば引けの率も上がり
どこまで小さく上がってくるかは
経験でしか分りません。
(等倍キャストの技術法も存在はします)
『単純に失敗』
いくら最新の機材を使用し、
季節や気温ごとの管理を行っても
さまざまな条件が重なり
失敗する事もあります。
通常のモノなら変えがきくのですが
原型WAXの時だけは失敗しないよう
祈るしかありません。
(過去に3回だけ失敗したトラウマがあります)
今回の子は・・・。
次はこの子のバランスを整え
より細部まで研ぎすましていき
型を取れるように
原型仕上げを行っていきます。
【原型仕上げ】へつづく。