【WAX原型製作-その5-】
普段の自分は朝10時にアトリエに出社
それからオーダー/メール確認をし
それに応じ石やキャストの手配をし作業へ
決められた時間に昼食に行き
午後の作業中も電話や来客があれば対応し
業務的な書類や打合せは勿論の事
直接見ないと判断出来ない買い出しも僕が行う
そして20時に作業を終え帰宅が主。
毎度の事なのだが、
原型製作の大詰め期間に入ると全てが一転。
朝は目覚めた時間に出社をし
メール/オーダーは一応は目を通すもスルーし
一人、彫金机に向かい子づくり作業です。
10時に出社してくる周太へオーダー手配を任せ
その後の電話/来客も『不在』にしてもらい
決められた時間の昼食も僕は行かず
作業のきり/メドが良いところで軽食。
なぜかこの期間は食欲な無くなる節があり
その後もほぼ1日会話が無く作業に集中。
7年以上も一緒に働いているので
肌で分ってくれて有難い事です。
そして20時にスタッフが終業ですが
僕はきり/メドが付くまで何時まででもやります
特に今回は体が大きいので余計に付くメドもつかづ
毎晩、深夜2時頃まで作業をしていました。
先に表したように、
矛盾の無い曲線美をとことん意識し
慎重に、そして大胆に彫り込んでいきます。
勿論、
アクセサリーとしての着け心地感も大切に
自分の羽がどんどん減り
上手に飛べなくなるかもしれないが
今は目の前の子を生みだす事を一心に
作業に集中にします。。
【WAX原型製作-完成-】へつづく。