【WAX原型製作-その4-】
徐々に形になってきました。
ここからは実際の子供のバランスを見ながら
低くするべき所はとことん彫り下げていきます。
そして
裏側も曲線の物語が矛盾無く表現出来るよう
彫り込んでいきます。
そもそも論、
見た目だけの表面的なモノより、
造形に拘ったモノに惹かれる小生。
その造形に至った道筋が自分の考える
『品位』に同調したならば尚最高です。
自然界に存在する有機的な形や
水の流れ/炎のゆらぎ等には一切の無駄が無く
一般的な『1/fゆらぎ』効果を
もし視覚を通し表現するならば
流れ自体に裏も表も無く矛盾もうまれません。
そんな矛盾の無い『カタチ』をした子供達を
自分の手から生みだせれたら最高です!
↑
これもまた、
表現をするには甘く簡単な事では無く
意識をしてはいるのですが
まだまだ遠い理想郷の話なんですけどね^^;
話を戻します。
裏表の荒彫りがある程度出来ましたが
正直、ここまではガイドライン通り
軽快に進めれます。
がぁ!!
これからが
鼻歌を口ずさむ余裕のない領域。
本当の本番です。
【WAX原型製作-その5-】へつづく。