GIGO史11

いやぁ〜. . . .昨年の6月から半年以上ぶりのGIGO史。
ちゃんと予習出来てますか?
予習していない人は置いてまいります。

今日は42ページ目『出逢い』からです。

いつものごとく、臨床試験仲間になった友達(後にGIGOR初代スタッフとなるケイ君)
と、この時は忘れもしない!静岡県西部にある臨床試験病院にて採血を終え
部屋に戻ると、携帯に着信が。
今も取引先でもある原宿のオーナーからです。
何か商品に対しての質問かなぁ〜?なんて気持ちで折り返すと
第一声、オーナーが「荒川さん!凄い事が起きたぞっ!」っと大興奮!
普段の丁寧口調のオーナーが敬語とタメ口を混合発信!
さすがにドキッと胸がただならぬ事を察知しながらも
まずは「お世話になります〜〜すいません!ご連絡を頂きまして・・・」っと
軌道修正を促す挨拶をしたのだが
「イヤッ!イヤッ!!凄い事が起きたんだよっ!!荒川さん!!!」
んっ!?戻らない!?
やはり、これはアレかっ!?
内容を全く知らないが、乗るべき時だな。。
「何んすかっ!?何んすかっ!?そんなに興奮するなんて、何か大きな子が売れたとかですか!?」
「違うっ!!」
((売名行為をするつもりは無いので以後その方を『殿』とします。))
「殿がGIGORを気に入ったらしく、一緒にブランドをつくりたい!って
言ってくれてて、荒川さんが良ければ来週直接会って話をしたいって!!!」
*補足、『殿』=知っている人は多いと思うがミュージシャンの人です。
「マジっすかっ!!!???」
風の噂で、トライバルハートリングとバルカボールペンを気に入ってくれてるらしい、
とは聞いていたが、「一緒にブランドをやるっとはっ!?」
当時の自分にはあまりにも想定外過ぎて、
って言うか、熟年し有名ブランドならまだしも
まだ独り立ちをしても全く生きて行けないから
今さっきも後世の人の為のモルモット人間としてタンマリ採血をしていた小生。。
こんな自分とあの有名殿が手と手を取合ってブランドをつくるなど
ホントに信じ難い事であり『パニックGさん』の起源でもありますな。。

とにかく、もろもろ事情/説明を聞いたのだが
いかんせん、ボランティア中の身分。。
あと1週間はココから外には出れません。
逸る気持ちを押さつつ、頭で今後の事を想像、妄想。

んんっ。

そうしよう!

声をなるだけ冷静に
隣で多分30回は読み直したであろう、ブランキージェットシティの
インタビュー記事を見ていたケイに
「もしも、俺が忙しくなったらGIGORのスタッフとして働いてくれるかっ?」
と、年が1コ上でもあるケイに声をかけると
とても軽く、とてもすんなり
「うんっ!いいよっ!楽しそうだがやっ!」
と、即答してくれた。

今日この日の1本の電話で2人の人生が大きく変わり
きっと、見えない歯車がギシギシ音をたてながら、ゆっくりだが
確実に動きだした瞬間であろう。

 

次回に続く。。

 

次は46ページ『プロジェクト始動』へつづく。